レゴブロックで補修、人と文化を繋ぐ
レゴブロックで遊んだ事はありますか?
何をつくろうかな、なんて考えて
貴族の舞踏会が開かれるようなお城をつくってみたり
首がどこまでも天高くのびるキリンをつくってみたり。
頑張れば想像を超えていろんなものがつくれるレゴブロック。
そんなレゴブロックが文化の一部になったとしたら
あなたはどんな気持ちで文化をみるのでしょう?
ニュースや過去の制作をもとにレゴの面白さを
調べてみました
レゴの楽しさ
レゴの世界は奥が深く、遊び心も満載です。
レゴを見て、暗い気持ちになる人はいませんよね?
そんなレゴが愛される理由はその表現力の豊かさだと感じます。
というのはただ何かをつくるだけではなく、
映像としてレゴに命を宿したりもできます。
この映画は2014年に公開されました。
エメットというどこにでもいる青年が伝説の勇者に
間違えられ、レゴワールドを支配する大王から世界を
救わなければならないはめに。
けど本人はやる気、覚悟ともにゼロ。
世界の終わりまで残り3日、どうなるレゴワールド。
//http://wwws.warnerbros.co.jp/lego///
というあらすじになってます。
この映画も世の中にレゴの面白さ、楽しさが
根付いてるからこそ制作されたのではないかと思います。
レゴで建物を修復
何の変哲もない道路や、建物。さらに万里の長城や
フランス・トゥールーズにある古い図書館の「補修」をする
Vormannさん 。
普通の職人が行う補修であれば何の事は無かったのですが
彼の補修の仕方は少しばかりユニークでした。
なぜならレゴブロックを使って補修をしていたからです
パッチワークのように、欠けている箇所に上手に
レゴブロックを埋め込みます。
そのアートな見た目に足を止める人もしばしばです。
なぜこのような事をVormannさんがしているのかというと
世界のどの場所に住んでいる人でもレゴブロックには
「楽しい」という感情やイメージを持っているもの。
現代的なレゴブロックを世界中の壊れた建築物に
プラスすることでVormannさんは「人々は文化を共有している」
と思えるからだそうです。
//レゴブロックで壊れた建築を補修する試み - GIGAZINE//
Vormannさんの活動範囲は広く銀座の三丁目にも
その補修した跡があるそうです。
//銀座3丁目に補修レゴブロック?詳しい場所の位置を調べてみた | 9と3/4番線//
人の悲しみを背負った文化も、レゴブロックにより少しでも
拭えたら世界はより素敵になると思います。
欠けてしまった心にもレゴブロックが埋まるといいですね。