Harrrrrry

気の向くまま、手が動くまま

動物と分かり合える日

動物は環境によって左右される生き物だと思います。

次の映像をみてください

百獣の王ライオンが人間に抱きついてます。
本来、ライオンは肉が大好物で飼育員が檻に肉を放り投げたら
すかさず肉をむさぼりにやってきます。
人間もライオンにとってはその肉と同じように見えてるでしょう。
しかし映像からライオンの行動は好意をよせている、
親愛の気持ちを表しているのではないかと思えます。

この人懐こいライオンは「シダーコーブ」というアメリカの
動物園で飼育されてます。

恐らくライオンが赤ん坊の頃からずっと
一緒だったのだと思います。

そしてそうなるのはライオンだけではありません。

dailynewsagency.com

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オオカミや

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ホッキョクグマや 

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ヒョウですら仲良くなれます。
これには種族を超えて分かり合えるのだという事を
感じさせてくれますよね。

きっとゴリラでも同じようにできたんだと思います。

 

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米国で騒がれている事件です。

news.livedoor.com

米国の動物園で少年が誤ってゴリラの居る檻の中に
落ちてしまい、やむなくゴリラを射殺しました。
これに対し大きな反論が巻き起こっています。
「本当にゴリラを射殺するべきだったのか」と。


もし私がその場にいたとしたら冷静ではいられなかったと思います
映像をみる限り、ゴリラが少年に危害を加える意思はみられない
ものの少年を勢いよく引きずるさまはみていてヒヤヒヤさせ
られます。
ゴリラに対して武装してない人間は無力ですから
あの状況でゴリラが何もしてこないという確率が0でないわけ
で少年がピンチという立場は揺るぎない事実であり
あの時点でどの選択が正しいのかといえることはできず
どれをとっても間違いではなかったのではないのだろうかという
のが正直な意見です。

 

ただ、映像のなかでゴリラが少年の背中を
母親が子供をあやす時に背中をさするそれと同じように見えたのは
恐らく見間違いではなく、ゴリラの育った環境に人間がいたから、
身近でふれあってきたから優しく慰めてくれたように考えられます。

私はこのゴリラは優しいやつだったのではないかと思いました。

動物に感情があるかないか、このゴリラにも感情はあったのかと問われれば
私はあったと答えます。

あるシマウマは子供を守るため牙をむいたライオンに立ち向かいます。
あるゾウは鼻を絡ませて愛情表現を示します。

同じようにこのゴリラも人間を友達だと思っていたのかもしれません。

 

私たちは動物を動物園という檻に閉じ込め、
一歩引いてみれるようにしました。
その境界こそが動物と私たちの隙間なのではないかと思います
いつか本当の意味で動物たちと仲良しになれたらいいなと思いました。