大気汚染のリサイクル『Air Ink』
近年、地球温暖化の進行が早まり各国でこの状態に警鐘を鳴らしています。
昨年は中国で地球温暖化の原因の一つである大気汚染が深刻になり、『赤色警報』が発令され世間を騒がせましたが、実はその中国よりもインドの方がより大気汚染の量が多かったりします。
この結果を見て人口が凄まじく多く、人口密度が高い国は必然的に排気量が多くなってしまうのではないかなと思いました。
私が考えている一番の原因は車です。
インドの交通渋滞は頻繁に起こるくらいですからその分、車から出る排気量は相当なものになっていると思います。
こんな状況を打破するべくこれも必然的というべきでしょうか、ある吉報が舞い込んできました。
1.再生されたインク
インドのスタートアップ企業「Graviky Labs」が車から排出されるガスを収集し、そこからインクや塗料を生成する装置を開発したそうです。
衛生面で心配されるかもしれませんが、安全の保証は取れたと言います。
気になるのはこのインクの質なのですが、そこも問題はなさそうです。
基本、大気汚染を除去し綺麗な空気にするためには森林の機能が必要です。
ですが森林を増やしたところでそれで大気汚染物質の量をそのままにして良いのかと言われるとそうではありません。可能な限り汚染する行為は防ぐべきでしょう。
排気ガスから出てくる粒子はある程度の期間漂った後にいずれ地に落ちます。それでも度々排出ガスが放出されていては意味がありません。
この『Air Ink』が今後どれだけ環境を改善していけるのか楽しみであり、心から応援する次第です。