五輪エンブレムを取り巻く疑惑
遂に、紆余曲折しながらも五輪エンブレムが
決まりました。一時はどうなるかと思っていた
ので一安心。
と思いきや、
今回のエンブレムにも前回の盗作疑惑同様
波紋が広がっているようです。
その実体を明らかにしていきたいと思います。
ニュースや一般的に述べられた意見について
まとめてみました。
エンブレム評価
最終候補4作品のうち、共同通信のアンケートや
ネット検索大手ヤフーの意識調査では「輪」をデザイン
したB案が1番人気で、「朝顔」をイメージした
D案が小差の2位でした。
この結果から鑑みても国民の意見はないがしろにされ
ているような気がします。
さらにTwitterでの反応は
五輪エンブレム・・選考委員の人達年寄りばっかり❗
— しゅう (@3x3tGidXaDRJGe7) 2016年4月25日
一番ダメ?な感じのエンブレムが選ばれた。
まあ昔ながらのデザイン?だから年寄りにはうけたのかな?
でも納得いかない❗
もっと良いの有ったのに。
国民のネット投票とかすれば結果かわってた気がする😃
東京五輪エンブレム、地味すぎて、なんも言えねえ。
— ぽんすけ (@Curio_cat) 2016年4月25日
【速報】東京五輪エンブレム、葬式会場になる
— wktk (@wktk999) 2016年4月25日
まさに五輪中(ごりんじゅう)ってかwww pic.twitter.com/pWJ24KB38X
A案が一番いいと言っている方やエンブレムの候補
自体に好ましいのがないと言っている方もいましたが
地味、という意見が大半のように思えました。
疑惑の正体
エンブレムの選び方自体に不審な点があったことが分かりました。
1月の段階で64の作品の中から、最終候補4点、
予備として次点4点が選ばれ、この8点の中から
公開される4点が選ばれると考えられていましたが、
その公開される4点の中に”それ以外”の枠で
唐突に割り込んできた作品が1点ありました。
スタッフはねじ込み疑惑や出来レース疑惑を否定しましたが
なぜそのような事をしたのかは
国際オリンピック委員会との関係で言えない
と繰り返しました。
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/528477/
加えて
A案だけが他のエンブレムに対して異質です。
ある程度共通の知識を持つデザインの専門家の間では
B、C、D案はあまり洗練されたいいデザインだとは言えず、
自ずとA案が選ばれることになるそうです。
このことから
審査委員がA案をつくった人物と裏で繋がっており、
当選の見返りにキックバックを貰うのではないかと
疑うことができます。
実際に盗作疑惑がうまれた前回の五輪エンブレム
を作った佐野研二氏は裏で審査員との繋がりがあったため
盛大にコネを使っていたのではないかと言われています。
あくまでも憶測の範囲ですが、
私たちに疑惑の目を向けさせるには十分過ぎる
材料がありました。
利権五輪と言われても仕方無いのかもしれません。
不安が募りますが、それを払拭できるような
東京オリンピックになったらいいなと思います。